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伊木隆司米子市長から応援のメッセージをいただきました。
第3回わっしょい米子祭り開催によせて
第3回わっしょい米子祭りを開催されますことに、心よりお慶び申し上げます。
わっしょい米子祭りは、「米子の音楽をもっと元気に」「音楽をもっと身近に」の2つをテーマに掲げ、2018年から、本市の文化の殿堂米子市公会堂にて開催いただいております。
横田誓哉代表をはじめとする実行委員会の皆様、メインバンドのBLACK BOTTOM BRASS BANDの皆様などの関係各位におかれましては、毎回様々な形で、市民の皆様に音楽の素晴らしさや演奏することの楽しさに触れる機会を提供いただいており、深く感謝を申し上げます。
祭りのフィナーレを飾るワークショップでは、プロの音楽家と地元の方々が一体となって、まさにテーマを具現化したステージが繰り広げられ、また、吹奏楽部との共演では、将来を担う若い世代の人たちがかけがえのない学びや感動の瞬間を体験していただくなど、本市の音楽文化の活性化に多大なご貢献をいただいていると実感しております。
昨年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、音楽をはじめとする文化芸術活動におきましても大きな影響を受け、このわっしょい米子祭りも一度は中止となりましたが、地元放送局のご協力により、リモートやソーシャルディスタンスを取り入れた新しい様式のイベントとして実施され、これからの文化活動のひとつのあり方を実証されたところです。
本市におきましては、現在、新型コロナウイルス感染症対策として各種活動に対する支援やワクチン接種の推進に全力をあげて取り組んでいるところですが、一方で、様々な市民活動やイベントの中止などによる文化芸術の危機的な状況も危惧しています。
そのような中で、今回、地域の音楽文化の継続と発展を願い、感染拡大の状況や安全対策に最大限配慮した形態での開催を決定された横田代表をはじめとする関係各位の強い想いに共感し、敬意を表しますとともに、本市といたしましてもこれを機に、文化芸術活動の一層の振興に努めてまいる所存です。
結びに、一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束と、祭り当日が深い「音楽の喜び」をもって迎えられることを祈念いたしまして、私のメッセージとさせていただきます。
令和3年6月26日
米子市長 伊木隆司