[連載記事vol.2]横田誓哉×藤原聡 2019.08.08『SNS企画編』

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企画について

内容・主旨

企画の元ツイート

横田誓哉×藤原聡の対談がわっしょい米子祭りホームページ（https://t.co/nJRswPgyca）で8月公開！
今回2人へ質問、メッセージ、対談してほしい事など緊急募集！
このツイートを引用RTし、タグ #わっしょい米子祭り を付けて内容と共に8/5までにツイートするだけ！（鍵アカは除く）
是非ご参加下さい！ pic.twitter.com/2e0YTNwXdt

— 横田誓哉 Drummer BBBB (@seiyanky12) August 1, 2019

SNS質問募集

高校生の時の吹奏楽部顧問の先生について

① ズバリ‼︎‼︎お2人が高校生の時の………偏差値は？？😅理系？文系？

② 高校生の時の吹奏楽部顧問の先生は、どんな感じでしたか？（指導や先生の雰囲気）

③ 柏葉祭での思い出を教えてください‼︎バンド演奏されましたか？？#わっしょい米子祭り https://t.co/nJ6Hg8k3Rw

— えっちゃん (@88joy_child88) August 5, 2019

横田誓哉：僕達二人が米子東高校吹奏楽部の打楽器を担当していた時の顧問の先生は、長富陽一先生でした。今回出演する米子西高校吹奏楽部の現顧問でもいらっしゃいます。

フジの長富先生への印象はどう？

藤原聡：僕のいとこが中学生の頃に吹奏楽部で。顧問だったのが長富先生でお世話になっていたようで。
いとこからは、"音楽にストイックで多才な先生"というのは事前に聞いていました。

僕が米子東高校の合格発表を見に行って、合格を確認して喜んでいた時に長富先生にお会いしたんだよね。
直接お会いしたのは初めてだったんだけど、先生は僕の事を知ってくれていたみたいで。挨拶すると「（入部するのを）待っとーけん」って（笑）

横田誓哉：長富先生って米子弁強めだからそういう言い方だよね（笑）

藤原聡：それから吹奏楽部に入って。んー、なんだろうな。カリスマ性がある先生だから怒らせてしまうんじゃないかって思ってたね。

横田誓哉：見た目も派手だったしね。周りの先生はスーツなのに、革パンにTシャツで。声もすごく大きくてね。

藤原聡：大きかったな（笑）

横田誓哉：過激な言動も多かったじゃんか。このインタビューで言えないくらい、同級生もスパルタにやられてた。

藤原聡：今考えるとすごかったよね（笑）

横田誓哉：だけど、一切手を抜かずに本気で指導してくれたよね。音楽はもちろんだけど、"本気で何かに取り組む"という事を教わった。

藤原聡：第一印象とは大きくかけ離れた丁寧さだよね。長富先生が作る音楽は、細部までしっかりこだわりがあって。

こだわりにも、きちんとした理由があって。そういうところに共感できたからこそ、先生の指導についていきたいなって思ってた。充実していたね。

横田誓哉：わっしょい米子祭りの当日には僕とフジと長富先生の3人が同じ舞台に立たせてもらいます。12年前の定期演奏会以来となりますので、とても楽しみにしています。

お互いの第一印象やエピソード

お互いの第一印象と、忘れられないエピソードが是非あればきいてみたいです🙏#わっしょい米子祭り https://t.co/Cq1iBWsLDH

— dandan (@13217signal) August 1, 2019

横田誓哉：第一印象ね。俺がフジの事を最初に認識したのは、小学生か中学生の頃にブラスフェスティバルでフジがドラムを叩いているのを見た時。俺自身は小学校から大人に混じってドラムとかバンドとかやってて、それなりに自信も持ってたんだけど。

天狗になっていたかもしれない時期にフジの演奏を見て「あ、俺全然だめじゃん」と思った。「大したことなかったんじゃん、俺」って。

藤原聡：いやいやいや。

横田誓哉：で、お互いに存在は知っていたと思うんだけど。その後、直接会話したのがそれこそ今回の会場である米子市公会堂だったんだよね。

藤原聡：そうだったね。あれどこの定期演奏会だったっけ？

横田誓哉："勝田町一番地寄合楽団"の定期演奏会だね。地元の歴史がある吹奏楽団の定期演奏会だったはず。

藤原聡：俺の前の席に座ってたんだよね、誓哉が。

横田誓哉：俺が前の席に座っていて、フジが話しかけてくれたんだよ。コンサートの休憩中、いきなり真後ろの席から「君、横田君だよね」話しかけられて。

後ろを振り返って顔を見ると「藤原君だ！」って思った。「俺、藤原っていうんだけど、話したかったんだよね。話さない？」ってフジが言ってきて。

藤原聡：そんなジャンプ漫画みたいな（笑）

横田誓哉：そうそう（笑）
そこからずっとドラムと音楽の話。普段何聴いてるの？何好きなの？みたいな。それから、メールでやりとりをするようになった。

藤原聡：あの頃は演奏会のパンフレットにメールアドレスを書いてもらって、送ってた（笑）

横田誓哉：俺は携帯持ってなかったからさ。親のパソコンからメール送ってさ（笑）

藤原聡：誓哉のお父さんの名前入ってたもんな（笑）
今思い出した。

横田誓哉：それでお互い米子東を受験する事がわかって。一緒になれたらいいねって話してたな。

当時のフジは今の髭男のイメージとは少し違うのかもしれないけど、すごい元気キャラというかさ。

藤原聡：どうだろう、自分としては自覚ないけど。

横田誓哉：フジは元気ではっちゃけているイメージで。俺はどちらかというとテンションがあんま変わらない感じで。

藤原聡：誓哉は落ち着いてたよね。

横田誓哉：仲良くなる前は性格のタイプが全然違うから、仲良くなる事はないのかなと思っていたけど。案外ウマが合ってね。

藤原聡：そうだね。俺もその時の誓哉の印象はドラムの演奏が先にあって。とにかく半端ないから、教えてもらおうと思ってて。

当時、ドラムに情熱を注いでる同級生に会うことは多くないからさ。

横田誓哉：そうだね。フジともう一人朝田というドラムの名手がいて。聞いた話では、その当時3人は地元で結構な話題になってたみたいで。

3人とも同じ米子東高校の吹奏楽部に入って仲良くやってた。
嫌いとか、負けたくないと感じるような関係ではなくて、お互いが尊敬できるライバルだったかな。

藤原聡：そうだね。

横田誓哉：それぞれのスタイルも違ったしね。フジは激しいのが得意で。朝田は落ち着いたのが得意だったな。

藤原聡：俺の誓哉の第一印象は静かに喋る人だと思ったね。

話している内容も音楽の話だから面白かったし、公会堂で話しかけた時も話し足りなかった。もっと聞きたいことあるんだけど、みたいな。

横田誓哉：後ろから椅子を飛び越えてきたのがすごい印象があって。すごい勢いあるなって（笑）

藤原聡：ジャンプ漫画みたいなね（笑）

地元に貢献したい事や企画

お2人は地元愛、とても強いと思います。
2人で地元に何か貢献できるとしたら、どんなことをしてみたいですか？可能不可能問わず、聞かせてください(о´∀`о)#わっしょい米子祭り https://t.co/GIrkYoI6QV

— waka (@glgl555glgl) August 4, 2019

横田誓哉：俺はわっしょい米子祭りというイベントは地元に貢献したくて作ったんだよね。2回目という事で、まだ十分に貢献できていないと思うし、今後やっていきたい事もあります。

これまでは、ゴスペルチーム、ビックバンド、吹奏楽の方々が主に出演してくれました。

わっしょい米子祭りとして実現できるかはわからないけれど、ロックバンド、ソウルバンド、フュージョンバンド、ファンクバンドなど、様々な方達と一緒にイベントを作っていきたいです。

昔、自分とフジが出演するのを楽しみにしていた"がいなライブハウス"というイベントがあって。2,000人くらいのホールで、地元のバンドマン達がボランティアでライブを企画していました。

振り返ってみると、お客さんも大勢来ていてあれだけ盛り上がるイベントをよくやっていたなって思っています。皆仕事もやりながら、よくやってたなって。
俺もフジも、そのイベントに出演して人前で演奏する事で成長してきたと思いますし。

当初の予定通り、"がいなライブハウス"は数年前に10周年を迎えて終了しました。

藤原聡：そうだよね、結構前だよね。あれは良い経験だったな。

横田誓哉：何かの形で復活させるお手伝いができたら、とは思ってる。まだぼんやりとした気持ちだけどね。

米子のバンドも元気にしたいなって。

藤原聡：僕は鳥取県米子市で生まれ育って高校卒業まで過ごし、隣の島根県の大学に入って髭男のメンバーと出会いました。音楽を通じて鳥取県でも島根県でも、様々な体験をさせてもらいました。

音楽で山陰に恩返しをしたい。そう考えた時に山陰でフェスをできないかと考えています。簡単には実現できないと思うけど、どこかのタイミングでやれたらなって。
地元で大型フェスがあったら楽しいよね。

米子の好きな場所・おすすめスポット

横田誓哉：飲食店で言うと俺たちは"とんきん"が大好きじゃんか。

藤原聡：そうだね。高校時代に誓哉に紹介してもらって行ったんだよね。

横田誓哉：部活後に打楽器パートの皆で"とんきん"に行くのが恒例になっていたよな。

藤原聡：食に限らずだと、ライブハウス"laughs"の隣にある小さな広場。味のある車両があって。あの広場の雰囲気が好きなんだよな。

あの広場自体に特に何かあるわけではないけれど、"laughs"に行っていた人間にとっては馴染み深い場所。

横田誓哉：何もない小さな広場だよね（笑）バンド練習が終わってすぐ帰らずに、あそこで話して過ごした記憶がある。気付けばすごい時間経ってて、みたいな。

藤原聡：そうそう。あそこがいいんだよな。

横田誓哉：しかし…あの広場とはフジからマニアックな場所が出たな。

藤原聡：あれはなんかいいよね。

内町のあたりの風情も好きだよ。後藤家とかもあって。

横田誓哉：またマニアックだな（笑）古い感じの街並ね。あそこを歩いていくと米子東高に続くんだよね。

藤原聡：東高なら、そのエリアに岡本一銭屋と言う古い駄菓子屋さんもあって。ふらっと行くと良いんだよね。

横田誓哉：東高生も立ち寄る思い出のエリアだね。米子だな、って思う。

藤原聡：ねー。

横田誓哉：その通りにある勝田神社とか。地元のお祭りもあるし地元民に愛されている神社。

藤原聡：勝田神社は行って欲しいですね！勝田神社に行きつつ東高を横目に見るという。米子東高校も甲子園出場したしね。

横田誓哉：ニュースで27年振りって言っててさ。1991年の8月以来の出場って、フジがちょうど生まれたあたりだと思って衝撃を受けたね。そして、27年振りに出場を決めた年に藤原聡が『宿命』を歌っているという。

更に、対談をしている今日は8月8日。試合の日なんだから。

藤原聡：良い偶然に恵まれたね。米子東高は母校だから、すごい嬉しいよ。

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